お米のとぎ汁は与えていいの?

お米のとぎ汁は栄養がある?

 

お米を研ぐときに出るお米のとぎ汁ですが、とぎ汁の白色は精米時に取り切れなかった米ぬかや米粒の破片などが含まれています。そして、米のとぎ汁に含まれる栄養成分には、たんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、リン、窒素などが含まれていて栄養があります。

 

お米のとぎ汁は、洗顔など様々に使用されているので、お米のとぎ汁を家庭菜園や園芸栽培に与えても問題なさそうで、植物が元気になるように思うかもしれません。米ぬかを水やりに使用すれば、節約にもなります。しかし、お米のとぎ汁には、いろいろな成分が含まれているので、弊害が出てくることがあります。

 

どんな弊害でしょうか?見てみましょう。

 

お米のとぎ汁が植物に与える影響とは?

お米のとぎ汁は、確かに栄養成分が含まれています。しかし、米ぬかがそのまま栄養にならないのと同じように、お米のとぎ汁も栄養になりにくいのです。米のとぎ汁は、米ぬかと同じようなものですから、土の中で分解が始まり、発酵が土の中で起こります。

 

そうすると、窒素を大量に消費し、土が窒素飢餓状態になるのです。窒素は、土の中の成分で大切なもので、窒素が少なくても多くてもいけません。そして、栄養になりにくいだけでなく、土壌に悪影響を及ぼします。

 

お米のとぎ汁で虫が湧きやすくなる?

また、土の中に溜まったお米のとぎ汁には、たんぱく質が含まれていますが、たんぱく質成分により虫が湧く原因にもなります。プランターなどでは、一定の場所になりますから、微生物の分解が遅い土になるため悪化し、虫がわきやすく悪臭が発生してしまうことがあるのです。

 

そして、コバエが発生したりする可能性があるということなのです。趣味のガーデニングを楽しんでいたとしても、虫が発生するとしたら残念です。また、お米のとぎ汁を与えていると土の温度が高くなりやすくなり、カビが発生することもあります。

 

土の中にお米のとぎ汁入る際、とぎ汁のヌカや、米粒の破片粒子が土の間に詰まります。そうなると、排水性や通気性が悪化します。そして、土が固くなってしまって根呼吸ができなくなり、植物が弱ってしまう可能性もあるのです。
ですから、お米のとぎ汁を使用したい場合は、使用頻度を抑えたり、異常が起こったらすぐ中止しましょう。

 

まとめ

このように、お米のとぎ汁を植物に与えるのはあまりお勧めできません。なぜなら、お米のとぎ汁は、栄養素があるのですが、その栄養が微生物などを繁殖させてしまい、お米のとぎ汁ほとんど肥料にはならないからです。

 

もし、お米のとぎ汁を与えたい場合は、発酵させて分解させてからにしましょう。コンポストボックスなどによって米ぬかは分解させることができます。そのように分解させたものを植物に与えるなら大丈夫でしょう。

関連ページ

家庭菜園を成功させるコツ
家庭菜園は年齢、性別を問わず根強い人気があります。家庭菜園にチャレンジする方々の目的は様々です。例えば、趣味で家庭菜園に取り組む方もいます。
いちばん大切なのは土作り
家庭菜園や、園芸菜園をする時にまず、土選び・土作りが大切になります。土は家庭菜園などを成功させるための重要な要素だからです。
生ゴミ処理もできる土作り
生ごみ処理もできる、土作りがあることをご存知でしょうか?生ごみで堆肥を作るのです。家庭菜園や園芸栽培をしている人であれば、肥料を購入する人がほとんどですが、その肥料が無料になれば節約にもなります。
土と一緒にミミズも入れておこう
ガーデニングを趣味とし、家庭菜園や園芸栽培に取り組んでいる方にぜひとも知っていただいきたいポイントがあります。それは、土と一緒にミミズを入れておくという方法です。
ミミズで無農薬野菜を栽培できる
農薬を使わない栽培の過程でも大切なプロセスは土作りです。土の中にただ堆肥をすき込むだけでは十分ではないのです。微生物などの生き物も活用することができます。
ガーデニングに最適なコンパニオンプランツ
コンパニオンプランツというのは、育てる野菜や花のそばに植えることによって他の植物に良い影響をもたらす植物のことを言います。コンパニオンプランツは、「共存植物」とか「共栄作物」とも呼ばれています。
ミニトマトとバジルは一緒に栽培しよう
トマトとバジルを使った料理は、お互いの風味を引き立てるのでイタリア料理では定番料理になっています。ミニトマトとバジルは、家庭菜園などで植えて育てる時もこの組み合わせにするとトマトの味がよくなって甘くなると言われています。
きれいな発色の花を育てるコツ
初心者であってもガーデニングを趣味で楽しむ人が増えてきています。きれいな花を上手に育てるコツの1つに挙げられるのが、花も種類によって嗜好が違ってくることを理解することです。
野菜や花から種を取る方法
自分で育てた野菜や花から種を取ることができます。自分で育てた野菜から種を取ることを自家採種と呼びます。
日当たりで気をつけること
家庭菜園や園芸栽培など、ガーデニングをする時に気を付けることがあります。それは日当たりです。日当たりの具合にによって育てる野菜や花が決まりますから、ガーデニングをする場所の日照条件を確認しましょう。
植物に与える水に最適な水質
植物は私たち人間と同じように水が大切です。植物に与える水やりには、水と一緒に酸素を根に運ぶ役割があります。また、土や株の温度を下げる役割もあります。
植物の葉の病気と虫害対策
趣味の家庭菜園や園芸栽培をしている人であれば、植物の葉の病気にはどんなものがあるのか、それに対する虫害対策があれば知りたいのではないでしょうか?植物の葉などに発生する虫や対策を知っておくと良いので、これから見ていきましょう。
植物ごとの肥料と水やり対策
趣味で家庭菜園や園芸栽培を始めたものの、肥料は何を与えれば良いのかわからないかもしれません。肥料は、有機質と無機質に分かれます。
卵の殻は肥料に使おう
卵の殻が畑にまかれているのを見たことがあるかもしれません。卵の殻を家庭菜園や園芸栽培にまくと、カルシウムの肥料になると言われています。
野菜の皮も肥料にしよう
家庭菜園や園芸栽培を趣味でやっている人がたくさんいますが、そんな植物の成長に左右するのが土です。その土を良くするため、植物を育てるために肥料を買っている人がほとんどです。
生ゴミ処理の臭いをなくす裏技
いつも家庭から出る生ゴミを処理するのは大変です。家の中に長く置いておくと臭いが気になります。生ごみ処理の臭いをなくす裏技があるのをご存知でしょうか?生ごみを堆肥に変え、家庭菜園や園芸栽培の肥料にする方法です。
コーヒーの粉で臭いをなくせる
コーヒーを毎朝飲んでいる人も多いですが、コーヒーの残りかすで臭いをなくせることを聞いたことがあるかもしれません。下駄箱や冷蔵庫、掃除機など臭いの気になるところに使用することができます。
ハーブを育てて虫よけにしよう
ハーブは、薬草と言われています。ハーブは色々な成分があって虫が嫌う成分も含まれています。ですから、ハーブの成長などを楽しみながら虫よけにもなるというわけです。
香りが気持ちいいハーブ栽培
ハーブの種類はたくさんあります。その中でも香りが気持ちいいハーブがあります。その中の幾つかのハーブを見ていきましょう。
野菜に合わせた土作りにかかる期間
家庭菜園や園芸栽培にトライし、野菜作りを趣味にしたいと考えている方にとって、畑の土作りはとても重要です。では、美味しい野菜作りのために、自然農においては、一般的に十分な土ができるまでにどれ位の期間がかかるのでしょうか。
.野菜に合わせてプランターを工夫しよう
プランターの種類は実に様々です。家庭菜園や園芸栽培を趣味にして、是非とも野菜を作ってみたいと考えておられる方は、野菜に合ったプランターを選ぶことがポイントです。
プランターづくりが野菜栽培の全て!
趣味で家庭菜園や園芸栽培を行っている方はたくさんいます。「プランターづくりが野菜栽培の全て!」と考えられているほど、野菜栽培においてプランター選びは重要なプロセスとなってきます。
一軒家の庭を有効活用するためのポイント
せっかく庭付き一軒家に住んでいるのに、庭が放置されている場合があります。もったいないので、是非とも有効活用したいものです。
ガーデニングで取り組みやすい野菜の種類
ガーデニングは手間暇がかかるため私には無理、やってみるのはいいけれどどうせ枯れてしまうのでは、などと考えたことはありませんか。ここでは、そんな皆さんに家庭菜園や園芸栽培で育てやすい、取り組みやすい野菜をお知らせしたいと思います。